<重要> 平成23年度葛飾区子宮頸がん予防ワクチン 予防接種のお知らせ

 皆様方にご迷惑をおかけしておりました、子宮頸がん予防ワクチンですが、8月1日より

葛飾区子宮頸がん予防ワクチンの対象者は、区の助成を受け当院で無料で接種が受けられるように

なります。

 大変な混雑が予想されますので、当院では完全予約制で行いたいと存じ上げます。

7月13日より先行予約も承りますのでお電話で御予約頂けますようお願い申し上げます。。

御予約電話番号は 3601-3131です。

 

 (予防接種時には必ず区から送られてきた、子宮頸がん予防ワクチン予診票兼接種票と保険証 

   母子手帳およびこども医療証のある方は母子手帳、医療証をお持ちください。)

 

それでは平成23年度葛飾区子宮頸がん予防ワクチン 予防接種の詳細について説明いたします。

 

対象者 ・ 年齢 平成7年4月2日~平成11年4月1日生まれの女性  

      (平成23年度に中学1・2・3年生、高校1年生に相当する年齢で、葛飾在住の女性です)

    ・ 上記年齢の方のうち、接種時点で葛飾区に住民登録・外国人登録がある方が対象です。

      (接種時に葛飾区を転出されている方は対象外とのことです)

 

助成期間と助成額  平成23年8月1日~24年3月31日に接種したものに限り無料です!!!

 (葛飾区より子宮頸がん予防ワクチン予診票兼接種票が御対象者様宛に7月末届くようです。)

 

使用ワクチン  サーバリックス(グラクソ・スミスクライン社)

 

<とても重要なこと>

1) 今回対象になられた方が助成を受けられるのは、今回限りだそうです。

    (今回の対象者は来年度すなわち平成24年4月1日以降は無料では受けられなくなります)

 

2) 今年の9月30日までに、第1回目を接種しないと第3回目が助成期限に間に合いません。

 

上記2)について、くわしく説明いたします。

 

もともと子宮頸がんワクチンの効果を確実に得るには合計3回の接種が必要です。

1回目接種 → 1ヶ月後に2回目接種 → 1回目から6か月後に3回目の接種

以上の接種スケジュールになります。

今回葛飾区では平成24年3月31日までに接種した分が助成されます。

もし、平成24年3月31日に最後の3回目を接種するためには、その6か月前である今年の9月30日までに、第1回目の接種を終わらせる必要があるのです。

平成24年4月1日以降に、3回目の接種を行う場合は自費になってしまいます。

(自費の場合値段はまちまちですが大体1回で15000円から2万円ぐらいの費用がかかります。)

 

 もともと葛飾区は今年の4月から子宮頸がんワクチン助成を行う予定と伺っておりましたが、全国でのワクチン不足に加え、東日本大震災が重なり、残念ながら接種期間が短くなってしまったようです。(東京23区はおおむね今回のスケジュールのようです)

 しかし、夏休みを含めて約2ヶ月間、確実に接種を受けられる期間がございます。

 子宮頸がんは、皆さま保護者様のお子様が、社会生活を送られる大事な30代で羅患率がピークになります。(おそらく今の保護者様と同年代の時です。)

 ヒトパピローマウイルス16・18型の感染が子宮頸がんの60~70%の原因であると言われ、多くは性的接触で感染します。その感染を予防するワクチンは子宮頸がんの予防に役立ちます。

ぜひ、今回の無料期間を逃さず、皆様の愛するお子様のために予防接種を受けて頂ければと存じ上げます。

また、このホームページを読んでくださった方で周りに今回の接種対象者と同年齢の娘様を持つ保護者様がいらしゃいましたら、葛飾区助成の子宮頸がん予防接種初回接種期間は、今年は8月1日から9月30日までがベストになることをお知らせいただけますと助かります。

どうか宜しくお願い申し上げます。

 

 最後に当院での予防接種の特徴について説明いたします。

子宮頸がんワクチン接種の副作用として、必ず注射の痛みがあります。(失神をきたすケースもあるそうです。)

当院では痛みの少ない注射を心がけています。ほとんどの方が痛くなかったと言われ帰られております。

 是非ご利用いただければと存じ上げます。  

 

          ゆりあファミリークリニック 院長 徳原智庸 (平成23年7月11日)

                                     (7月12日 一部訂正)